滋賀県の繖山の観音正寺に行きました。ここは西国第三十二番札所です。
1400年前に聖徳太子が巨岩の上で舞う天人を見て、天楽石と名付けた「奥の院」があり、大きな岩が点在しています。

釈迦如来と大日如来が観音の化身の聖徳太子に千手観音を霊木で彫像するように啓示し尊像を安置したのが始まり。
人魚伝説も伝わっています。
境内奥には人魚のミイラが保管されていました。いまでは現物は火災で焼けてしまい、写真を見られるようになっています。


火災から本殿を再建した時に安置されたのが、霊木(白檀の木)で彫られた千手千眼観世音菩薩。
本殿から白檀の香りがしていました。山上にありながらも水が豊富な寺でした。
白檀の香りが 取材後もずっと 体の奥深くに残りました。
仏の心を表すもの、また、新しい風を吹かす存在として
『海女』の作品の中に 登場させています。
