びわ湖の浮御堂。海門山満月寺、禅寺です。
琵琶湖の上にお堂があります。
ちょうど満月の朝の日に訪ねました。

お天気の良い日で、全く風がなく穏やかでした。
そこでお掃除をされていた方に いろんなお話を伺うことができました。
特に印象的だったのが「今日は風がなく、あちらの岸までよく見える。こんな日はあまりない。」と言う言葉でした。
向こう岸に、近江富士(三上山)が見えました。美しい朝でした。

私はここでお話を伺っている時に 湖の水面に浮かんでいる水鳥たちが一斉に飛び立つ瞬間に出会いました。
よくあることなのですが、非常にその様が美しく、キラキラとした水面に水鳥たちの声が反響しているように感じられ心に残りました。
『海女』のお芝居の中に、女が自分の役割を思い出すシーンでこの瞬間の出来事を入れました。
浮御堂は堅田にあります。
堅田は琵琶湖の最狭部の西側にあります。比叡山の麓近くのため、街中に22のお寺があります。
湖族の郷。
古代から高度な文明が芽吹き、比叡山の荘園でした。
恵まれた地形も手伝って湖上の勢力だったようです。
そこに流れていた仏教への信仰の面影、豊かな往来の面影…ずっと心に残りました。
